日本では夏に個人の霊がこの世に戻って来られる期間があり、それをお盆といいます。
お盆になると家族で故人をお迎えし、供養をします。
〜 家の前に飾るキュウリとナス 〜
キュウリは精霊馬といい、故人が少しでも早く家に帰って来れる様に、という想いを。ナスは精霊牛といい、故人がゆっくりと景色を楽しみながら帰れる様に、という想いを表して作られます。
お盆の初めに、故人に我が家はここですよという目印として迎え火を焚き、煙でお迎えします。
お盆の終りには送り火を焚いて故人を送り出します。
他の地域や風習によって、お供えやお盆の期間の違いもありますが、 私の家では毎年8月の中旬になるとこの様な感じでお盆を迎えます。